PSYCHO-PASS(サイコパス)のスピンオフ小説 │PSYCHO-PASS ASYLUM『別離』ネタバレ感想

雑記

PSYCHO-PASSのスピンオフ小説、PSYCHO-PASS ASYLUMの第2弾に私の推しである宜野座伸元の話があるとのことで!

映画数本、本編も3期まで放映が終わっている中、めちゃくちゃ今更ながら買ってまいりました!!

以下、本編ネタバレをざっくり書きます。

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本編ざっくりネタバレ

22世紀の今、生きている動物たちは貴重な存在のため、手厚く扱われていた。

しかし次第に人間に依存するようになり、自分で生きる力を取り戻させるための試みとして「動物の再導入」が実施された。

だが、いくら環境を整えたところで、何世代にもわたって”人に飼育されること”を前提にして生きてきた動物たちには耐えられず、多くが死んでいった。

例え生き残っても人里におりて食糧を強奪するような害獣と化してしまい、駆除対象になるという本末転倒の結果に。

そんな経緯から「動物の再導入」自体が違法と認定されることに。

ある日「動物の再導入」を実行し、その後、自身の姿を眩ませた三宅という男は、腕前も確かで富裕層からも人気のあるアニマルセラピスト。

彼が野に放ったのはすべて飼い主の存在する、治療のために預かった動物たちであった。

公安局が三宅の追跡、衛生局は動物たちを捕獲するという共同対処が行われることに。

その捜査の一環として、宜野座と佐々山はとある山岳地帯に三宅の飼い犬を探しに来ていた。

苦労の末捕まえたその犬「ロン」は捜査が終わるまで、宜野座の家で預かることに。

しかしロンは、宜野座の元へ来てから1度も食事を受け付けず、だんだんと衰弱していく。

悩む宜野座だったが「捕えた獲物を飼い主に問題なく届ける為、あえて菜食で育てられた」という事実に気付く。

一方、捜査の方は行き詰っていた。

盗難届の出された動物たちの多くは捕獲されたが、アニマルセラピストは捕まえられずにいたのだ。

事件前には隔離寸前まで色相を濁らせ、直前の色相定期健診も拒否したという三宅。

動機もわからず頭を悩ませる一係だったが、ある夜、廃棄港に姿を現したところを発見。

すぐに現場に駆け付けるも時遅く、三宅は何者かに攻撃され今にも死にそうな状態であった。

何とか最後に事件について聞き出そうと宜野座は問い詰めるが、明確な情報は得られない。

そして息絶える直前に三宅が呟いた「潜在犯の子供」という言葉が、自身もそうである宜野座に重くのしかかる。

宜野座が改めて捜査資料を確認すると「頻繁にアニマルセラピストの診察を受けさせている」にも関わらず、彼らは決まって盗難届が出されていないという不自然な点が浮かび上がる。

それほどまでに愛着があるはずなのに何故?

そもそも、ロンは菜食であるのに、どうして大量の獲物を狩っていたのだ?

あの山にこそ、盗難届の出されていない動物たちが匿われていたのではないか?

ロンを連れ、再度山へと向かう一係達。

迷いなく山を進んでいくロンについていくと、そこには三宅が隠した「盗難届の出されていない動物たち」がいた。

だが、そこにいたのは動物ではなく、首輪型のホロ投影機をつけその動物らしく振舞う子供たちという異様な光景だった。

誰かが呟いた。「彼らは皆、潜在犯孤児だ」と。

その異様な姿が、もしかすると「自分であったかもしれない」と、宜野座は激しく動揺する。

思わずドミネーターを向けてしまうが、狡噛たちが制止したことで、何とか正気に戻る。

ーーー

収容されたうちの1人の少年に面会し、話を聞く宜野座たち。

彼らは、当時孤児院へセラピー治療へ来ていた三宅によって、拒否するすべもなく、富裕層に売られたのだという。

富裕層の愛玩奴隷—それが、盗難届が出されていない動物たちの正体であった。

診察に来るたび「動物のように」なっていく子供たちの姿を見て、三宅は徐々に色相を濁らせていった。

そしてある日、少年が全て語った事で、致命的に数値が悪化。

その後「動物の再導入」を実行。

子供たちを匿い、飼い主である人間たちを脅迫し、自分や子供たちの命の保証をさせようと目論んだ。だが、逆に消される結果となった。

宜野座たちは、この「愛玩奴隷事件」に幕を引くため、彼らの飼い主の元に向かい、ドミネーターで執行する。

ーーー

その日、宜野座は常森監視官同伴の元、墓参りに来ていた。

あの事件のあと、捜査上預かる必要のなくなった「ロン」は公的オークションにかけられた。

そして宜野座が落札し、正式に飼い主となったのだ。

だが、ロンは間もなく病を患い、まるで役目を果たしたとでも言わんばかりにその命を全うした。

別離から5年。

例年、命日に墓参りに来ていた宜野座だったが、その年は身の振り方が変わり来るのがひどく遅れてしまったとそっと詫びる。

つづけて父にも墓参りし、自分の選択を報告する。

ーーー

執行官宿舎には、ダイムが待っていた。

老いてしまって、以前ほどの元気はない。

”お前たち”と一緒にいられて良かった、宜野座はそう呟いてダイムを抱きしめる。

感想

もうね~。序盤のツンツン時代のギノさんよ!

ストレスケア錠剤を食べるシーンも所々入り、余裕がないときのギノさんだなぁと思いながら読んでた。

いやほんと、終始すっごいツンケンした態度なの。相手が潜在犯、とはいえ結構酷いことも言うし。1期もこんな感じだったな。宜野座さん目線だと余計にツンツンさが目立つ(笑)

潜在犯の色相が濁ったってどうでもいい!くらいのこと佐々山に言ったり。

そんな態度に狡噛が怒って、一触即発な雰囲気になったシーンもあったな。

けど、佐々山が意外に空気読めるというか、自分が嫌なこと言われたのに、間にサッと入ってその場を揉めずにおさめたり!

正直、私の中で佐々山って、アニメ見てるだけだとあんまり印象なかったので、今回の話は佐々山の株があがったというか、好印象を抱いた・・・!

そんな感じでツンツン宜野座さんだったけど、同時に本編でも語られていた過去のつらい部分も垣間見え。

子供時代に地獄を見た事。

母が危篤になりそのまま亡くなったけれど、そこに「執行官として」現れそして去っていった父を見て、かなり色相を濁らせた事。

そしてその色相改善のために、この世界では貴重な動物、ダイムを祖母から贈ってもらった事。

改めて文にして読むと、辛い生い立ちだなと改めて思う。

で、今回の事件、めちゃくちゃ宜野座さんの痛いところ突いていくじゃん。

もしかしたら自分だって、そうなっていたかもしれないってショックを受ける宜野座さんも、事件に巻き込まれた子供たちも、もう全てが悲しい。

子供たちは、あのあとどうなってしまうのだろう。

事情聴取を受けた少年は、もう、即殺処分なほど、濁り切ってた。

それでも、自我があるだけ自分はマシだと、彼は言った。

ただ親の色相数値が悪かっただけなのに。その子は悪くないのに。

親だって、何か犯罪を犯したわけじゃない。

PSYCHO-PASSの世界、どのストーリーとっても基本つらい。

最後は、1期後の宜野座さんのシーンで締めくくられた。

「別離」の当初とは全然違う、穏やかな宜野座さん。

宜野座さん推しの私としては、どうか彼には生きて、幸せになってほしいなと思う。

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